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橋谷 博; 吉田 秀世*; 安達 武雄
分析化学, 24(7), p.452 - 454, 1975/07
最近制定された耐熱合金のJIS法のコバルトの定量下限は0.1%であるが、原研で試作中の高温ガス炉耐熱合金分析用各種ニッケル基・鉄基合金標準試料にはコバルト含量が0.01%程度のものがある。また、最近原子炉構造材ステンレス鋼の線誘導放射能が保守点検上問題になっており、この面からも別法の開拓が望まれた。著者らは、ニッケル基・鉄基合金中のコバルトを対象に1-ニトロソ-2-ナフトールを用いる抽出光度定量法を検討した。確立した方法は、上記標準試料のほかウラン中のこん跡コバルトの定量にも用いた。高感度で(=310)、選択性も高く、アルミニウム、モリブデン、タングステン、ニオブ、チタン中のこん跡コバルトの定量に用いられる。